のぼり旗にご当地キャラを使用する方法
全国の地方自治体が町おこしや事業のPRに使用するため、
ご当地キャラを企画・開発しています。
地元住民からデザインを応募したり、それを集約して専門家会議で
決定しています。
しかし、地元住民からは多彩な応募があり、それぞれに思い入れが
深いことから賛否両論となり、なかなか地元住民に末永く根付いて
愛されることは難しいのが現状です。
そんな中でも、地元住民から支持を得ることができるきっかけと
なるのが、ゆるキャラ®グランプリへの出場です。
熊本県のくまモンは、2011年の大会で見事グランプリを獲得し、
今やその人気は全国区となっています。
震災の復興支援キャラとしても大いに活躍しました。
パンフレットやその他のPR媒体に掲載されて使用されることに
なりますが、地方自治体が実施するイベント会場などに掲げる
のぼり旗にご当地キャラを掲載するのも、会場を盛り上げる一助となります。
デザイン性のある文字を入れるのも良いですが、インパクトのある
キャラクターデザインを掲載する方が視覚効果は高いと考えられます。
のぼり旗の「ゆるキャラ」で町おこし
決定した「ゆるキャラ」を商標登録して公式パンフレットなどの
お堅い宣伝手段以外のものに活用すると、街のPRにはさらに
効果が発生します。
自治体の場合、のぼり旗を掲げる場所として最適だと思われるのは、
地域以外からの集客も見込める道の駅です。
オリジナルな発想と工夫で、有名になれば、地方からわざわざ
その道の駅に行くために訪れる人たちもいるほどです。
そこで、地元ニュースなどで話題になった町おこしキャラクターが
デザインが入ったお菓子やグッズを販売すると、収益の一部が地元
自治体の運営資金として入ることに繋がります。
それを使ってさらなる事業のPRができるという好循環が生まれる
ことになります。
道の駅だけでなく、地方自治体が推進するさまざまなイベント会場に、
「ゆるキャラ」が掲載されたのぼり旗を掲げることもできますし、
それがはためく光景を見ただけで、「県が、市が何かPRしているな」
と気づいてもらえて集客に繋がることになります。